「詩唯?」 「ん?」 「クッキーとミルクティー、来たけど。」 「あ、うん」 なんか、さっき、らしくない事考えちゃったな。 けんとにちょっとでも変化があると、私まで影響されちゃったし…。 「クッキー、四枚ずつね。」 「おれ、これとこれ。」 「あ、私もこれ食べたい!」 「…なんか、こうしてるとホントに仲の良い、普通のカップルみたいだよね。」 「…。」