「つ、付き合ってもらえないかな?」


「ん?!」

……こーゆー時は落ち着くべきだよね、うん。

一端、物事を整理する必要がある、うん。
まず、今は私は詩唯である。これは確か。今昼間だし、周りには彩やみぃもいる。
で、ここは玄関の下駄箱であり、目の前には関沢くんが居て。
彼は今、関沢くんだよね。
メガネもあるし、黒髪だし。

んで、ここで、私告白された…と。

あまり整理するほど物事の内容はなかったけど…。
さぁて、これは一体、どういった風の吹き回しなんでしょう?