流れる対向車のヘッドライトを見ながら
頭の中では最後に見た一郎の顔が浮かんだ
あの時
私がちゃんと話を聞いていれば…
一郎を外泊禁止にしておけば…
無意識に膝が震えだす
私は寮母失格だ
自分が嫌われたくないからと
一郎をしっかり見ることが出来なかった
こんな事になるなんて
…
……
後悔と不安に襲われる私を乗せたタクシーは
ゆっくりと
警察署に到着した
頭の中では最後に見た一郎の顔が浮かんだ
あの時
私がちゃんと話を聞いていれば…
一郎を外泊禁止にしておけば…
無意識に膝が震えだす
私は寮母失格だ
自分が嫌われたくないからと
一郎をしっかり見ることが出来なかった
こんな事になるなんて
…
……
後悔と不安に襲われる私を乗せたタクシーは
ゆっくりと
警察署に到着した


