Welcome to☆椿荘

「…はい?」


なんとか声を振り絞る

『夜分遅くに申し訳ありません。
私、○×警察署青少年課の田所ともうします。』


「…警察!!?」

寝ぼけていた頭に急に電流が走った
思わず体を起こす

『椿さんでしょうか?』


丁寧な口調だが
電話の男はどこか緊張感を漂わせている


いやな予感がした