「…ったく、二十歳にもなってこんなに傷創るなんて。」
憎まれ口を叩きながら
それでも
優しく手当てをする
「す、すみません。
あ、後は…大丈夫ですから…。」
一郎は私から離れベッドに戻っていった
疲れてるのかな…?
ひどく疲れきった様子で
一郎は細い肩を丸める
「じゃ、ゆっくり休んでね。何かあったら下にいるから。」
トレーを持ってドアノブを掴んだところで
思わず口から言葉が漏れた
「……あんまり、一人で抱えるんじゃないわよ…。」
私は振り替えること無く部屋を後にした
憎まれ口を叩きながら
それでも
優しく手当てをする
「す、すみません。
あ、後は…大丈夫ですから…。」
一郎は私から離れベッドに戻っていった
疲れてるのかな…?
ひどく疲れきった様子で
一郎は細い肩を丸める
「じゃ、ゆっくり休んでね。何かあったら下にいるから。」
トレーを持ってドアノブを掴んだところで
思わず口から言葉が漏れた
「……あんまり、一人で抱えるんじゃないわよ…。」
私は振り替えること無く部屋を後にした


