Welcome to☆椿荘

翌朝

二日酔いにノックアウトされた太一と一郎がテーブルでうなだれているダイニング

各々が朝食を食べ始める頃

「ぉはようございます…。」

静かに挨拶をして良司が入ってきた


「はよ。」

「おはー。」

「…よう。」

寮生が次々に挨拶を返す

その言葉に嬉しそうに頬を緩ませ彼は私の前に来た


「おはよう。良司。」


「おはようございます。
椿さん。」


少年のような笑顔としっかりと私を見る瞳に
私も思わず微笑んでしまった