Welcome to☆椿荘

この子は
ずっと自分の気持ちを圧し殺してきたんだ



自分を受け入れられず
欲求も満たされること無く


そんな生活は

私には計り知れない



「…そんな中で絵画に出会ったんです。

真っ白なキャンパスに自分の好きなように色を付けられる…。自分が…自由になった気がして、楽しかった。」



顔をあげた良司の頭から
パーカーのフードが取れた