Welcome to☆椿荘

「今時…寮母ってどうなの?

それに、私はそういう柄じゃないし。」



大学を卒業して
アパレル関係の仕事をしてきた私にとって

寮母なんて別次元

絶対に嫌!

と露骨に顔に出して反論する私に祖母はついに最終兵器を口にした


「嫌ならそれで構わないけど、結羽はこれからどうするつもりなんだい?

再就職先は見つかったの?
失業保険だけで生活できるの?

それとも、もうすぐ三十路だし、一生面倒見てくれそうないい人でも見つかったかい?」