Welcome to☆椿荘

甘ったるい声で呼び掛けるが返事はない


トントン!
「良ちゃん?いるんでしょ?」


今度は強めにドアを叩いた

私はただ傍観していた

親の溺愛などとよく聞いたが、目の前の光景は過剰なまでの執着にしか見えず


全身に嫌悪感が走った