Welcome to☆椿荘

「本当ですか?
…あの…良ちゃんに会わせていただきたいのですが。」


私の言葉では信用できないのだろうか


内心かなりムカつきながらも良司の部屋に案内する


コンコン
「良司?お母さんが会いにいらっしゃったよ?」


「………」


返事はない


するとグイッと私を押し退けて母親がドアをノックする


コンコンコンコン
「良ちゃん、ママよ?元気?
良ちゃんが寂しがってるんじゃないかと思って、まま会いに来たの。

良ちゃんの好きなリンゴタルトも持ってきたのよ。開けてちょうだい?」