Welcome to☆椿荘

一郎のセンスの濃さに思わず固まってしまっていると

一郎の横にいた青年が一歩前に踏み出した


「初めまして。
牧瀬太一(まきせたいち)です。今日からお世話になります。」

軽く頭を下げた太一は
焦げ茶色の髪をワックスで無造作に遊ばせて
少年のような笑顔を見せる

…育ちの良い柴犬みたい…

なんて思いながら二人を中に案内した






【山田一郎 やまだいちろう】201号室


【牧瀬太一 まきせたいち】202号室