Welcome to☆椿荘

日もすっかり上った
午前9:00過ぎ

一朗の口から
寮生みんなに今までのすべてが語られた


「黙ってて、迷惑掛けてすみませんでした。」
一朗が頭を下げる


それぞれが
思い思いに考える中

太一が勢いよく立ちあがった

そして
ガバッと一朗に頭を下げる

「ごめん、山田。
俺、山田と一番話してたのに
近くにいたのに何も気づかなくて…
一人でそんなに抱えてるの知らなくて。

勝手に仲間とか言っといて…失格だよ。
本当にごめん。」

他の寮生たちも
太一に続いて
申し訳なさそうにうつむいた