意識が……薄れていく。 手が、足が、優しく光を放ち、大気の中を舞っていく。 空気に溶け……大気を舞い、そして大地に還っていく。 還って…… 逝……く……。 「どうした、母さん?」 「……あの子が、笑顔でそこに……」 「あぁ、きっといるよ。いつでも、思っていれば、そこにいてくれるよ」 その言葉に応えるかの様に、そっと二人の頬を風が撫でたのであった。 〜 終 〜