「ねぇ……パパにはあげないの?」 「えー、あげるの?」 ……可哀想なり。 ……余りにも気の毒なり、旦那よ。 最愛の娘から貰えるであろうと心待ちにしている事を、私は知っている。 「じゃあさ、このチロルチョコをパパにあげようよ」 「いいよ、それで」 うわぁ、投げ遣り。 Hくんのチョコ以外は選ぶ気もないんですか。 そんなんじゃ、じじ2人の事なんて論外なんでしょうかね。 ……気の毒過ぎる。