君は自分を雑草だと言った
根まで切り裂かれて
もう咲く事は出来ないと

でも僕には
君が足掻いているように映る
何とかしてでも
咲きたいと
必死に幽かな光を消すまいと

その花 咲くのなら僕は毎日呼び続けよう
美しき花を咲かせ
誰にも負けない花を咲かせ
例え踏み潰されても
尚咲く花を咲かせて下さい

僕はそれが名も無き雑草だとしても
心から愛すから
君という美しき花を誰より愛す

今はまだ醜い草でも
君は必ず美しい花を咲かせるだろう
そう まるで
醜いアヒルの子が美しい白鳥になるように
だから僕は毎日君を呼び続けよう
君だけに呼びかけよう


美しき花となれ