夜。 アリスは家に帰り 屋上には私とスキンだけが 折り紙を折っていた。 「帰れば?」 私の冷めた口調に スキンはなぜか鼻で笑った。 「一人で折るつもりだろ?」 「よく分かってんじゃん」 私はあくまでも一人が好きなの。 それにあんたがいると安心できない。 大きなビニール袋に入った鮮やかな鶴が 薄暗い今じゃ荒んで見える。