「ったくう!りんこの裏切り者め!!」

私は手を振り回しながら、歩いた。


ドンッ

「わっ」
「きゃっ」

すると、前から来た人に手が当たってしまった。


「ごっごめんなさい!!」

私は慌てて謝った。

「いいよ。大丈夫!こっちこそ、ごめんな」


私は顔を上げる。

その人を見ると…


とってもオシャレな服を着たイケメンだった。


「だ、大丈夫?」

私がボーっとしていると、イケメンが話しかけてきた。


「はっはい!!」
「君…可愛いね」
「…は?」

か、可愛い?

この流れって…