私はサヤカを見る。


「何?最後に言いたい事あるなら、言えば?」
「…から」
「はあ?聞こえないんだけど」


私はスウッと息を吸って叫んだ。


「アンタらのした事は一生許されないから!!」


私の。

精一杯の気持ち。


もう…


いじめは止めて。


「っ…うるせぇ!!」


グサッ


サヤカはカッターを私の腹に刺した。