梓猫's Short Story



キーンコーン

「わっ…ヤベッ」


鐘が鳴り終わる前に教室に行かねば。

そして、職員室に日誌を取りに行かねば。


さもなくは、明日も日直になってしまう。


そんなのダルすぎる。


ガラッ

ゴトンッ


アタシはスクバを教室に投げ置き、職員室にダッシュした。


カーンコーン

「ふー。ギリセ〜」


間に合った☆


アタシは安心して席につき、日誌にピンクのペンで大きく

《いつも通りよかったです》

と、欄をムシして書いた。

毎回そうだ。



そして、アタシは中学に持って来てはいけないケータイをハンドタオルにくるみ、トイレに持って行く。


ケータイの電源をつける。

「うわっ!3件もメールきてんじゃん!!」

1件目はアタシと同じく校則を破り、中学にケータイを持って来ているダチからのメールだ。

名前は麻実(マミ)。