過去の温かな記憶が
嘘のように思えて


夢だったのかもしれない。

私の想像だったのかもしれない。


もう、信じられなくなっていた。




蓮の


好き、も


愛してる、も



私、馬鹿だから信じられなくなってきたよ。



蓮の愛が欲しい。


明日も、明後日も、

おばあちゃんになっても、


蓮の愛が、欲しいよ。


もう私になにもくれないなんて、嫌だよ。


寂しいよ。


辛いよ……。



蓮がいない未来なんかいらない。

いらないから、



だから、


蓮で埋め尽くされた日々に戻らせて。

ねぇお願い………

戻らせてよ……。



あなたに何度だって伝えたい。


蓮が、好きだよ。



そう何度も、


声にならない声で


壁の向こうにいるあなたに

何度も、何度も……。