―――…今、何が起きた…?! まずは音から体に入った。 それからだ…すべての現状を理解したのは。 「オレの雛姫に近づくんじゃねーよ」 咆哮、にも見えた晴也の言葉。 “ヤツ”は地に寝そべったままだ。 そう。そこらにあったカフェの椅子を…… 犯人めがけて振り下ろしたのだ。 自分が刺されるかも知れないのに。