茶封筒を直人に投げ渡す。 「これ、金入ってるみたいだから…数えて」 どうせ、裏の仕事とかで手に入れた金だろ。 なーんて思いながらお小遣いが“また”増える事に心を躍らせた。 「りょーかいw」 直人は袋から札束をとりだして数えだした。 「オレのモノに散々手ぇ出すなって言ったよね? なんなら今から教育しなおしてあげよっか♪」 ニヤニヤしていたのは晴也と直人だけだった。