【完】ヤクザな彼氏


「どうする?授業」

湊はそういって飲み干したりんごジュースを地面に置いた

「・・・いく」

「じゃあ泣き止め」

そういって私にハンカチを渡した

それを受け取り私は涙をふく

「泣き止む・・・」

私はそう小さく呟いた




そして5分後私は泣き止んだ

それを見計らい湊は口を開く

「よし行こ!遅れる」

そういって湊は私の腕を引いた

「うん。行く~(泣)」

「泣き止めって!!!」

湊はそういって私の頭を叩いた

「いった~~い!!」

私の声が空一面に響いた