「ふうぅーーー・・・」

そう大きく息をはきながらベッドに横たわる

ギシッという音を立てながらベッドは小さく沈んだ

近くにあったリモコンをとりテレビをつける

あの時引き止めればよかったのだろうか、

そう考えてしまう

うん。

とりあえずこれが正しかったと考えよう

まだまだ考える時間はある



『あははっ!ほんまでんなー!』

『ほんまでっせ!気をつけなはれ!!』

『すいませんなぁ!!』



テレビの音がとても耳障りだ

「あーもう!!うるっさい!!」

真剣に悩んでいるというのにっ!!

私はブチッと荒々しくテレビを消した

そしてそのまま静かに目を閉じた