「行こぉ」
牛沢くんはそう恥ずかしそうに呟いた
「うん。そうだね」
私達を後ろからニヤニヤ見てる家族はほっとき私は家の敷地からでた
・・・ん??
牛沢くんの顔にいつもより傷が増えている
絆創膏とかが・・・
少し見えている傷が痛々しい
私は牛沢くんの頬の傷にそっと触れた
ビクッと牛沢くんの体が揺れる
「どうしたの?」
「何でもなぁんじゃ・・・」
「??」
それ以降何を聞いても牛沢くんが答えることはなかった
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