本当に私のこと好いてくれてるんだ・・・

その気持ちは凄く嬉しいけど

でも、私が好きなのは多田羅くんなわけで

この先牛沢くんを好きになるとも限らないわけで・・・



ふうぅ・・・・・・

難しいなぁもう!!!!



「さっちゃん?」

「あ、何??」

「怖い顔しょおったけぇ・・・」

「えっ!!」

私はぶにっと自分の頬をつねってみる



「何か考え事け?」

「ううん。何でもないよ」

「・・・じゃあそろそろ帰るわ」

「うん。玄関まで送るよ」

「おー」

そういって牛沢くんはバックを手に取った

そして私と牛沢くんは部屋から出た