「さっちゃんはどうしてわしと婚約したん?」

「あ、それは・・・・・・」

怖くて断れませんでした。

とは言えない・・・



でも、正直になってみようかな

・・・ちょっとだけ。



「いや、家族のためっていうか・・・」

その言葉にガッカリしている牛沢くん

「でっでも!!今はもう違うから!」

「ほんまか?」

「う・・・うん・・・・・・」

自信なさげに答える私

でも牛沢くんは嬉しそうに笑った