【完】ヤクザな彼氏


「龍神くん?」

「へ?」

「大丈夫??」

なんかボーッとしてたから・・・

「なんでもないわ」

そういって牛沢くんは私の前を歩き始めた

・・・名前呼んでくれないんだ

私はふてくされるように下を見た




地面の草と目が合った瞬間私の手はゴツゴツしたものに包まれる

「教室戻ろう、さ、さ、幸智」

徐々に小さくなる声

聞こえるか聞こえないか程度の声だった

でも名前を読んでくれることがとても嬉しく感じた

「うん!戻ろう龍神くん!」

私はそういい龍神くんの手をとり教室に戻った