「優梨、ビジネスホテル
とれたから行こっか」




キョーちゃんが
そう言って迎えに来てくれた。




「そうなの?
ホテルとれたんだって修!
じゃぁ行くよあたしたち。」




「えっ、ちょっと待てよ」




「何?どうしたの?」




「寂しいじゃん」




「子供みたいなこと
言うなよ気持ち悪いな」




キョーちゃんが
笑って言った。





「てか、優梨に触るなよ
襲ったりしてみろ、
ぼっこぼっこだから〜♪」



「はいはい、わかったよ
優梨行こうか〜」





「うん!バイバイ修」





「バイバイ!
気をつけて行けよ〜」




病院を出てタクシーに乗って
ビジネスホテルに向かった