「はいっ、実験結果!」


「有明君は美海のことになると、恐ろしい人だ!」


「わー」なんて言いながら、パチパチ拍手する奈々と晴君。


そんな中、あたしの腕を引いて、歩き出した涼。


「美海、何かあったらすぐ言えよ? 俺が守るから。」


その言葉に、あたしの顔は赤面する。パタパタ仰いで熱を冷ます。



「……ありがと。」


「照れてんの?」


「照れてなーい//」


「可愛い。」






君が怒る理由

そんなことどうでもいいや

だってね


怒らせたらスッゴく怖いんだもん!



(俺が守るよ)

(あたしは大事にされてるみたいだね)

(当たり前)


-END-