胸の奥がキュッとなる。



まだダメだ。

こんな状態で告白なんて。



俺にはそんな資格ない。




「姫仲今まで1人で頑張ってきたからさ、これからは俺が姫仲を助けてあげる。」


「え…?」



立ち上がって、綺麗な青空を見つめながら、伸びをする。



「今すぐにリストカットを止めろとは言わないよ。」


「……………」


「俺が頑張る。
毎日が楽しくてしょうがない生活を送れるようにするから。」



「そんなの………」