「…ねー藍華ぁ。なんでそんなに胸おっきいのー?」

「え?」


紫希は、難しい顔をして藍華の胸を見ていた。


「サイズどれくらいなの?」


紫希はうらやましそうな顔をして藍華をみた。


「えーっと、Dの70だったかな?や、Eかも」


…なんだそれ。


「でも紫希。あなただってそれなりにあるじゃない?」

「私はもっとほしいの!!」

「サイズ何?」

「・・・Cの65・・・」

「あるじゃないの」


藍華はあきれたようにため息をついた。


「でもほしいのー!!」

「はいはい・・・。でも朱嘉って身長低くって細いわりにあるわよねぇ?」

「え?」


藍華は紫希をなだめながら、私の小さな胸をみた。


「ほら、小さい子とか細い子ってあんまり胸大きくはないじゃない?
それに比べたら朱嘉は大きいほうよね?」


藍華は紅乃に、ねぇ。と促した。


「確かに。サイズどれくらい?」

「さぁ・・・図ったことないから・・・」

「え?じゃぁ下着どうやって買ってるの?」

「母さんが買ってきたのをつけてる」


私がそういうと、藍華と紅乃。紫希が驚愕の目で見てきた。


「・・・・朱嘉。今日、お母さんと下着買ってらっしゃい」


紅乃はそういって私の肩に手をおいた。


「へ?」


私はなにがなんだかわからず、呆然とするだけだった。



「なんで?」


私はため息をついた3人の顔を見た。


「朱嘉・・・下着はね、どんなにめんどくさくても自分にあったのを買わなきゃ。
サイズが合ってないのをつけてたら、大きくなんないし体に悪いの」


わかった?と藍華は子供に言い聞かせるように言った。


「う・・・了解」


私は藍華の真剣な表情に少したじろぎながらもうなずいた。


「藍華、朱嘉。そんなことよりもう本鈴なるから早く着替えたら?」


紅乃がいまだ体操着のままの私たちを見て、笑った。


「「あ・・・」」


周りを見たら更衣室に残っていたのは私たちだけだった。
私と藍華は慌てて着替えて更衣室を後にした。