言うや否や、落ち込んでいる優衣の胸を勢い良く両手で鷲掴みにする夏希。
「やんっ!なっちゃんやめてぇ…」
「やだね。気にすんな、減るもんじゃないし」
そう言いながら夏希は問答無用で優衣の胸の形を確かめていく。
「うーちゃん、やっぱ胸おっきいじゃん。着痩せするタイプだよね」
「んぅ…やぁ、なっちゃん離してぇ」
目に涙を浮かべながら甘ったれた声で抵抗する優衣の胸を夏希が意地悪く触り続けている光景は些か異様で。
知らぬうちに教室へ入ってきた朝練帰りの男子生徒は顔を赤く染めていた。
「おいおい。教室で堂々とセクハラしちゃ駄目だろ、高野」
そこに相変わらずの爽やかな笑みで登場したのは、部活の朝トレーニングを終え教室に戻ってきた水泳部のエース。


