孝行は
『2人きりで
話したい』
言われて、

孝行の居酒屋に
向かった。

『まあ 飲めよ』

孝行が 焼酎の
お湯割りを
作ってきてくれた。

『この前の
迎えにきたのは
彼氏か?』

『違うよ 友達の
彼氏だよ』

『お前嘘つくの
下手すぎ』

あたしは ムカついて

『何で 店長に
そんなこと
いわれなきゃならないの?』


孝行は 言った。

『好きだからだよ
お前に 会いたいから
お店にも 行った。

ここの上のスナックで
働いているときから
ずっと 気になってた。

でも ある日から
いなくなって
あの お店での
再会は
正直びっくりしたけど
嬉しかった』

『そうなんだ
ごめんね!
きずかなくて』

『彼氏だろ!
昨日の奴』

『だから
彼氏じゃないって』

『そうかあ!
しつこく聞いて
ごめんな』

孝行は 謝った。