そして、朝の会が始まり、先生の連絡。
「今日は転校生が来ています」
ざわざわする教室内。
今、私の隣は大輝。
「ねぇ、どんな子だと思う?」
私は大輝に訪ねた。
「わかんない。でも、楽しみだ」
ニコニコ笑ながらいう大輝。
そして先生が、
「入ってください」
と言う。
戸が開く。
そこに立っていたのは、

ヴァンパイア

だった。