リビングに着くと、そこには大輝がいた。

「大輝! よかった。ごめんなさい! もう大丈夫?」

私は嬉しすぎて混乱していて、言葉がおかしかった。
大輝はそれを聞いて笑っていた。

「香織、大丈夫だよ。心配すんな!」

そう返ってきた返事を聞いて、私は大輝に抱きついていた。
「香織!?」
「よかった、本当によかった。あのさ、私の事、好き?」
私は大輝の顔を見ながら言った。
すると、大輝は顔を赤らめて言った。

「好きだよ!」

「私も、ずーと前から大輝が好きだよ!」

私がこう言うと、大輝は嬉しそうに笑った。
皆笑っていた。