リーノイノ血ガ、溢レダス!


甘イ、美味シイ血が!


私ニ、吸収サレテ行ク!!


私ハ、今スゴク幸セ!


コンナ、美味シイ血ヲ飲メタカラ!!!


モット、モット、モット、欲シイ!!!


私ニ、アナタノ血ヲ全テ頂戴?


「それはダメだよ」


リーノイがいきなり口を開いて、私を突き放す。


「どうして、わかったの?」


「君の事なら、何でも、わかるんだよ」
リーノイは微笑みながら、答えた。
やっぱり、リーノイはすごいわ!
私の事を、よく分かってくれて!
私はこの人の事を愛してる!
言わなきゃ!
この気持ちを!