「帰ろっか!」
大輝がそう言った。
私は「うん!」と答えて大輝の方に飛びつくように、走った。

そして、この日は学校は欠席したことになっている。
だから、今日死んだ女子達が誰に殺されたのかは、誰も知ることができなかった……。