「沢田さんの家どこ?」

「うんと・・・あそこのピンクの家の隣だよ」

「あ、あそこ?」

「うん。え?送ってくれるの?」

「あ、うん?そうだけど・・・」







そういって、颯くんはフニャと笑った。

まるで女の子みたい。

青山は、ニヤッとしか笑わないもんなぁ・・・







「ここだよ。ありがとう」

「いえっ///彼氏が彼女を送るのは当たり前なんで!」

「あ、うん?じゃあ・・・」

「じゃあ・・・・」







その瞬間、颯くんはまたもや早いスピードで来た道を戻って行った。

もしかして家反対だった?!