意地悪な悪魔とアタシ。

その後ろ姿を青山が切なそうに見てた事なんてしらずに――






校門を出て、あたしと颯くんは沈黙のまま歩いた。





「・・・颯くんはさ、家族何人なの?」





そんな質問しか思いつかなくて質問した。





「3人だよ///父さんと母さんと3人・・・ポチもいるよ」







ポチって昭和~ぁ・・・

あたしは面白くて吹き出してしまった。

その様子をみて颯くんは嬉しそうにほほえんだ。