あたし達はそれぞれ恋花ちゃんに対する恐怖心を抱きながらゲートをくぐった。






「わぁ・・・♪」






遊園地の中は凄く賑やかで、カラフルで・・・

楽しそう!

ついつい声が出てしまった。





「凄いね!楽しそう~行こうよ!!」

「すげぇテンション高くなったな。迷子になんなよ」

「迷子になんかなりませんっ!あ、心配だからぁ手つなご??」







テンションが高くなりすぎて、おかしくなっちゃったみたい(笑)

自分から俊に手繋ごうなんていう自分にビックリ。

でも、可愛く言ってみたつもり・・・

俊はビックリしている。