それにしても・・・なんで栗崎は、犯罪まがいのことをしてまで、うちに居たんだろう。
堂々とチャイムを押したところで、香矢に追い返されるだろうけど、わざわざ忍び込むようなことしなくても・・・。
アイツって、ホント分からねぇことだらけだよ。
ま、栗崎のことなんてどうでも良いんだけど。
バコっと音がなるほどの勢いでベッドに寝転んだ(ダイブしたってほうが正しいかも)。
天井を睨みつけて何を考えるでもなくボーっとしていた。
さすがに、3時にもなっていろんなことがありすぎると、夜行性の不良でも眠くなるみたい。
目がトロンとしてきて、意識が遠くなる。
そうなると、早いわけで・・・。
ベッドに寝転んで(ダイブして)から、5分も経たないうちに夢の世界へ旅立った。

