4階のゲーセンに行き、友也が稜ちゃんのためにプーさんをUFOキャッチャーで取ろうと奮闘しているところを聖華ちゃんと眺める。
「……どっか行こうか」
なんだか羨ましそうな視線を稜ちゃんに向けてたから、そっと彼女を連れ出す。
向かった先は先ほどの靴屋。
「え、先輩…?」
驚いた顔をした聖華ちゃんの手を引っ張って、パンプスのゾーンへ。
「……これ、好き?」
俺的に聖華ちゃんに似合うと思った靴を差して聞けば、彼女はコクンと頷いた。
「じゃあ待ってて」
「え…」
未だキョトンとしている彼女を置いて、その靴を持ってレジへ。
会計を済ませて元の場所へ戻れば、なんだか複雑そうな顔をした聖華ちゃんが待っていた。
「…行こう」
「え、あの…」
何か言いたげな聖華ちゃんを無視して、友也たちがいる4階へと戻った。

