「あら。あらららら? 先ほどの件は___」 「殴るぞ」 さっきからずっとこの調子。 おどけてうちのまわりをくるくる回りながら、へへっと笑う。 へへっじゃないんだけど。 さっき栗崎に抱きしめられるだけじゃなく、キスまでされたうちは、もう校内で大注目(?) 男子は面白そうな顔で、女子はもう気が狂いそうなくらい恨めしそうな顔で見てる。 驚いたのは、先生たちまでもうちを凝視してること。 ……それほど、栗崎の力は偉大だってこと。 栗崎の親父も、だけど。