というか、それ以前に、うちが学校行かなきゃいいのか。
なるほど。
それで一件落着じゃん。
「ということで、稜ちゃーん?」
「あ、なんだよ気持ち悪りぃ」
「これからは、毎日ちゃんと学校来てもらいますからね?」
「は……」
せっかく名案を思いついたと思ったのに。
「だって……私1人で3年の教室行くのいやだもん」
なぁにウジウジしてんだか。
うちの学校は、3階建て木造建築の一般的な校舎で、1階がうちら2年、2階が3年で、3階が1年の教室。
職員室が2階にあるから、受験生である3年の教室が2階になる。
まぁ、確かに3年の教室に女子1人で行くのっていやだろうね。
うちはそんなこと思ったこともないけど。
「だからお願いっ。毎日学校来て?」
なんともかわいらしい格好でお願いされたけど、そんなんで快く了承するようなうちじゃない。
「い・や・だ。絶対いかねぇよ」
何が悲しくてわざわざこっちから会いに行かなきゃいけねぇんだっつーのに。

