「…本当に…何も…出来なくて…」


「お母さん、私は大丈夫だから」


泣き声の母の言葉を遮り真っ直ぐ見つめて伝えた


もう…どうすることも出来ないし


どんな相手なのかも分からず、私は指定の場所に車で向かった