「はぁ~君のおかげで危うく忘れるところだった。君がここに監禁されてここにきたのは、僕の婚約者になるためにきてもらったんだよ」






ん?は?は?婚約者?
ジョーダンじゃねぇ~。


「なんでだよ。」

「なんでもなにも僕が決めたからだ。」

「は?僕が決めたからだとふざけんじゃないわよ!」

こいつまじ大丈夫か?
私は不安になりウジ虫の額に手を置く。…。熱はないみたいだ。

「いま、ねつでもあるんじゃないかって思っただろ!大真面目だ!!」 



うわぁ~まじこんどは書斎に片足のしてガッツポーズしてるよ……。

「視話呼、このウジ虫モデルやるの?にしてもあの格好なくない?あはは(爆)」

なんてかわいそうなんだろう。顔はモデル並みにすぐれてるのに心はもうウジ虫とナメクジに支配されてる

「おい!聞こえてるぞ!」

「あ?なんて?」

「…。もういい。それよりもう婚姻届け出したからな」

は?出した?





うおぉぉぉぉぉぉい!!
詐欺か!詐欺師だな!!


「うそだぁー(笑)」

「ん?本当だよ?」

ウジ虫が真顔でいうから私は固まってしまった。

まるでブロンズ像の様に



「おぉぉい!戻っておいでーあっちの国はつまらないよ~。」

って、

「戻っておいでってあんたが私をあっちの国にいかせたんでしょ!そもそもあっちでどっちよ!」

「ん?こっち」
んの~、ウジ虫野郎がー


私はウジ虫のスネを思い切りけった。

「イッテェェェェェ」


「おーこんどは雄叫び?」

すると涙目になりながらウジ虫は私を睨み付けた。