高校生の事情


ひとまず、団らんも終わり食事もとり終わったので
くつろぐ4人。


「あぁ~食った~それにしても今日は疲れたなぁ」

「うん、私も疲れちゃった。タクシーで私いつの間にか爆睡してたから(笑)

あのまま涼におぶられながら挨拶するはめになったら私ほんとパニックってた」

私は涼を見た。やはり気まずそうな感じね(笑)
私は無理やり話を変えた

「ね?まだ、風呂入ってないよね?」

「あ!忘れてた!」
と寝そべっていたタケルはばっと起き上がり私を見る。

「ね?彩ちゃん達、2人でお風呂入ってきなよ(笑)」
というと涼と彩ちゃんは目を見開いてビックリしている。

だが、涼はすぐにニヤリと笑い「彩、入るか。」

というと彩ちゃんは真っ赤な顔で「いやだ!!」
というなり私に抱きついた

「うわぁ~彩ちゃんをいじめた~」

「いじめた~」

とタケルと一緒に涼をからかう。

「いじめてね~し。だいたいお前が先にいったんじゃん。」
と私を見てそう言う。

「涼をからかっただけよ」
と私は涼をみてから立ち上がりタケルの手を引いて彩ちゃん達を2人っきりにさせた。

何かと彩ちゃん達は2人っきりになる機会を多く与えなきゃね。と思いながら部屋を後にする。

「俺、まどかと風呂はいりたかった~」
と悔しそうに言うタケルを無視して私達の布団を挽いている涼の母さんの所にきた。

「涼のお母さん!ここに使える男がいますんで重い布団はタケルに任せましょう!」と言う。

「あら?いいの?なら、お言葉に甘えちゃって」

と言う涼のお母さんの手をとり、さっきまでいた部屋に涼のお母さんを連れていく。


おせっかいかもしれないけど私達が来てしまったせいで彩ちゃんもろくに涼のお母さんと話してないだろう

団らんのときもほぼ私が邪魔をしてたからと思いながら部屋のドアを開ける


最初、三人ともキョトンとしていたが涼が気付いたらしく、目でThank Youと言う。

私は三人を残して部屋をでてタケルのもとへいく。