「てか、最終話になって、何このぐだぐだ感は」

哲は顎を擦りながら

「もともとこういう感じでお送りする予定だったのに、弁子のせいで、あんなアクロバティック的な感じになっちゃったんだろ?」

「いろいろ言うことあるけどな…」

一呼吸おき

「台詞が長いんじゃぁぁああ!!!」

「yes。we, can.」

「それは今関係ねーだろーが!!!」


「メスシリンダー」

「おまえ適当なこと言って、終わらそうとしてるだろ?」

「yes。I am. 」

「ほら、あと五ページなんだから、ちゃんとするぞ」

「んじゃあ、今までの話を振り返るか」


「つーか、てめー、後から出てきたのに勝手に仕切ってるの?」

「ていうことで、今までの話を振り返りたいと思いまする」

「おーい、語尾が変だぞ」

「はい。どーぞ」


ということで、当初、予定していた卒業式の話を中断し、振り返ることをしちゃおうというコーナーになったわけであった。




第一話。
「七不思議」


哲「いやー、このときはまだ世の中のかわいい女の子は俺の存在を知らなかったんだな」

猿渡「最も平和な話だったな」

哲「それは言えてる」

猿渡「平和すぎて、何も話すことないから、第二話いくか?」

哲「そうだな」


第二話
名無しナルシスト登場

哲「こいつ、一回しか出なかったな」

猿渡「つーか存在忘れてたし」

哲「雑用部も部員足りないんだし、こいつ入れたら?」

猿渡「あいつらが嫌がるだろ」

哲「そんなに強烈な奴なのか?」

猿渡「ていうより、無性にイライラする。顔見ただけで」


哲「それは嫌だな」

猿渡「こいつに雷直撃すればいいのに」