哲はくるりと猿渡の方を振り返ると同時に

「俺は今から、ストーカーやろうに何をするでしょうか?」

そう言うと、フリップを出し

「1.彼女の胸を揉む
2.彼女の胸を揉む
3.彼女の胸を揉む
さあーどーれだ!!!」

「胸を揉むだろ!!何急にふざけ始めた!!」

「だってー」
哲は拗ねた口振りで、小石を蹴る真似をし

「飽きちゃった。この話に」

てへとかわいくつけ加えた
そして続けて

「しかもー別に俺のせいでもなくね?」

最低だ…こいつ
と思いながら、哲の頭を思いっきり叩いた

「おまえのせいだろぉぉがぁぁあああ!!」